口コミ病院検索のお医者さん.jp > ペットの病気(内分泌)

ペットの病気

内分泌

甲状腺機能亢進症(こうじょうせんきのうこうしんしょう)

概要 甲状腺機能亢進症とは、甲状腺の働きが活性化され、ホルモンが異常に分泌される病気です。
原因 甲状腺機能亢進症の原因は明らかではありません。甲状腺の腫瘍、遺伝的な要因、ほかのホルモンの分泌異常、ストレスなど原因と考えられています。
症状 急に活発になる
食欲増加
おしっこの量が増える
体重が落ちる
毛づやが悪い
嘔吐
下痢をする
治療法 甲状腺機能亢進症の治療法は、大きくなった甲状腺を外科治療によって切除します。内科的な治療も行われますが、一生にわたり投薬が必要です。

ペットの病気(内分泌)ページ上部へ

上皮小体機能低下症(じょうひしょうたいきのうていかしょう)

概要 上皮小体機能低下症は、上皮小体の機能が低下し、ホルモンの分泌が減少してしまう病気です。
原因 上皮小体機能低下症の原因は、カルシウムの摂取不足などによるカルシウム不足です。
症状 食欲不振
散歩に行きたがらない
体重が増える
治療法 カルシウムの補充が必要です。

ペットの病気(内分泌)ページ上部へ

スタッドテイル(すたっどている)

概要 スタッドテイル(尾腺炎)とは、尻尾のつけ根辺りにある尾腺に炎症が起こる病気です。
原因 スタッドテイルの原因は、分泌物が過剰になることです。
症状 しこりができる
触られるのを嫌がる
かゆがる
毛が抜ける
治療法 スタッドテイルの治療法は、患部を消毒や薬用シャンプーで洗浄し、炎症を抑えます。
また、患部に細菌感染が見られるときは抗生物質を投与します。

ペットの病気(内分泌)ページ上部へ

糖尿病(とうにょうびょう)

概要 糖尿病とは、体に不可欠な糖分が活用されず血糖値が高いままになってしまう病気である。
原因 糖尿病の原因は、インスリンというホルモンが不足したり、肥満によりその働きが低下してしまうことにより起こります。
症状 おしっこの量が増える
水をたくさん飲む
食欲増加
体重が落ちる
治療法 糖尿病の治療法は、その糖尿病が「インスリン依存性」のものである場合には、生涯インスリンの注射を打ち続けます。
また、「非インスリン依存性」の場合には、肥満が原因であることが多いため、食餌療法によりダイエットを行います。

ペットの病気(内分泌)ページ上部へ

副腎皮質機能亢進症(ふくじんひしつきのうこうしんしょう)

概要 副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)は、ホルモンが過剰に分泌されることで起こる病気です。
原因 クッシング症候群は、脳下垂体や副腎皮質にできた腫瘍などによって、コルチゾールと呼ばれる副腎皮質ホルモンが過剰に分泌されることが原因で起こります。また、ステロイドが原因で発症する場合もあります。
症状 水をたくさん飲む
おしっこの量が増える
食欲増加
体重が落ちる
毛が抜ける
お腹が膨れる
元気がない
治療法 副腎皮質機能亢進症の治療には、主にホルモン薬を投与して副腎皮質ホルモンの量をコントロールするように投薬を行います。

ペットの病気(内分泌)ページ上部へ

腎不全(じんふぜん)

概要 腎不全は障害を受けた腎臓の機能が低下する病気で、とくに腎臓の75%以上が機能しなくなる状態をいいます。病気の進み方や症状によって、急性腎不全と慢性腎不全があります。
原因 腎不全は、その原因となる異常の部分と障害を起こしている部分によって 『 腎前性・腎性・腎後性 』 ( じんぜんせい・じんせい・じんごせい ) とに分類されます。
腎前性 の腎不全は腎臓以外の部位にトラブルが発生し、そのために腎臓に障害が及ぶケースです。例えば重度の脱水や貧血、うっ血性心不全、副腎皮質機能低下症 (ふくじんひしつきのうていかしょう )、フィラリア症などが原因で循環障害が起こり、腎臓へ流れる血液量が変化することで引き起こされます。
腎性 の腎不全は腎臓そのものが障害となるもので、薬物などの中毒、寄生虫、子宮蓄膿症および様々な感染症、腎結石、腫瘍、外傷、先天的な異常などが原因となります。
腎後性 の腎不全は尿路系のトラブルが原因でおこります。例えば、尿石症で尿道が閉塞 ( へいそく ) したり、膀胱の腫瘍やヘルニアなどによる変位や反転、外傷性の破裂や穿孔 ( せんこう ) などで排尿が妨げられることが原因になります。
症状 嘔吐
元気がない
食欲不振
おしっこの量が減る
おしっこの量が増える
脱水症状
治療法 急性腎不全の場合は、脱水を起こしていることが多いので、まず輸液を行います。輸液の効果があまり見られない場合は、尿を多く作り出す薬や、腎臓への血流を増やす薬を投与します。感染症が原因となっている場合は、抗生物質の投与を行います。
慢性腎不全の場合は、完全に治すことは難しいので、たんぱく質を制限する食事療法や輸液を行って、悪化させないための治療を続けます。

ペットの病気(内分泌)ページ上部へ

役立つニュース
お医者さん.jpに医院情報を掲載しませんか?
専門家インタビュー
ヘルス スクランブル